オール電化:営業の強引な口車にのらない為に

よくあるトラブル~電気代がやたら高くなった

 オール電化の導入を考えている際、営業の方が必ず言う事があります。
それは「ガスを使用しなくなる分、光熱費が安くなる」というものです。
ガスを使用しない、つまりガス会社との契約が不要になりますので、電気の使用料金が増えるとしても 、料金の一元化などで必ず安くなるというのがその言い分です。

 しかし、この言い分というのは、少々説明不足と言わざるを得ません。
というのも、オール電化にする、それはガスを使用しないという事です。
しかし、それは実はそれだけでは光熱費が安くなると断言出来るものではありません。
というのも、オール電化で光熱費が安くなるか安くならないかは、実は消費者のライフスタイルに大きな影響があるのです。

 オール電化は全てを電気で賄うというものです。
つまりガスを使用しない。
悪徳業者の営業はその部分を殊更強調し、誰でも安くなるかのような口ぶりで強引に迫ってきますが、オール電化にして光熱費が安くなるのは、 消費者のライフスタイル次第です。

 例えば電気料金というのは昼間が高く設定されています。
ですから、昼間は家に誰も居ない。
そんな世帯であれば、オール電化にすれば光熱費は安くなるでしょう。

オール電化とは

 しかし、昼も家に誰かしら居るという世帯であれば、昼間も誰かが電気を使用しているという事になります。
しかもガスで出来る事までをも電気で行わなければならない状況なのですから、 昼間に誰かが居るという家庭では、電気料金は安くなるどころか、高くなってしまう可能性もあります。

 一方、昼間は誰も居ないことが多く、夕方になって人間が帰ってくる。
そしてまた朝になったらみんな仕事や学校で家を空ける。
そんな世帯からすれば、光熱費は安くなるでしょう。
何せ、電気料金が安い夜間にしか電気を使用しないのですから。

 ですから、オール電化にすれば光熱費が安くなるとしきりに迫ってくる業者で、消費者のライフスタイルを何も聞いてこないのであれば、 それは悪徳業者の営業とみなされても不思議ではないのです。