オール電化:営業の強引な口車にのらない為に

オール電化がスタンダードになる?

 オール電化というのは非常に優れているシステムです。
その優れたシステムとその拡張性から、悪徳業者が強引な営業で多くの利益を得ようと奔走しているという皮肉も生んでしまっているのです。
そんな悪徳業者の営業は「オール電化はこれからのスタンダードになります」という事をしばし口にします。
これは実際のところどうなんでしょうか。
確かにオール電化は素晴らしいものである事には変わりありません。

 しかし、オール電化がスタンダードになるのは、まだまだ遠い未来と言わざるを得ません。

なぜなら、オール電化はまだまだ完璧なシステムではないからです。
特に、オール電化そのものはまだ発展の余地を大分残しています。
勿論、素晴らしいシステムなのですが、正直、今はまだ物珍しさの方が上回ってしまっているのが現状です。
実用性という観点からすると、まだまだ多くの消費者を満足させる事は難しいと言えるかもしれません。

 また、オール電化は電会社が主導で行っているという事もあり、ガス会社に対してやや挑発的です。
しかしガス会社からの反論を見てみると、オール電化の主張に矛盾がある事も白日の元に晒されてしまっています。
つまり、オール電化はまだまだこれからの発展を期待している段階とも言えます。
確かに電気は便利です。

 しかし、それ以上に、我々の生活習慣というのもまた、非常に大事です。
長年使用していたガスの使用を止め、電気にする。
それはよほど便利なものでなければ、その決断は難しいものです。

 特に、物事に柔軟な若年層であればともかく、オール電化の導入を考えるのは、世帯主、つまりは若年層ではありません。
長年ガスに慣れ親しんだ層にオール電化の魅力をアピールする。
それは少々厳しいのが現状と言えるかもしれません。
もちろん、将来は解りません。

 しかし、現状のオール電化の特徴を考えた時、ガスに慣れ親しんだ人に対して魅力的と思わせるのは少々難しいものと言えるかもしれません。